今回もドイツの樹木葬墓地のお話。ドイツの墓地というのは、公園の様な人々の憩いの場所として定着しているため、普段からウォーキングをしている人やお弁当を食べている人、のんびり読書をしている人の姿を多く見ることができます。

また一方で、ドイツの森林も、週末になると家族や友人同士がハイキングやピクニックで訪れる場所として、今でも人気の場所です。

どこの待ちでも、人々が気軽に訪れることができる森が近郊にあり、犬の散歩やジョギングをする人、ベビーカーを押すお母さんや老夫婦、飲み物を飲みながら歩く若者達まで、実に多様な人たちが森の中を散歩しています。

ドイツの墓地も森も、日本に置き換えると公園の様な役割を担っている事が分かると思います。人々の余暇空間として両者が樹木葬墓地として融合したのは、まさに必然であったといえるでしょう。

しかも、樹木葬墓地として森が整備される事で、これまで不良成績地だった林内が間引かれ、明るく人が中に入り込める様な美しい森に姿を変えるのです。

実際にそれまで林道しか歩く事ができなかった森は、樹木葬墓地としても誰もが中を歩いても良い、公園の様な利用が可能な空間となるのです。

そして、観光地のように地域が誇れる場所として位置づけられていくのです。弊社の樹木葬霊園も、地元の皆様に評価されるような素敵な樹木葬霊園を目指したいと思います。